仕事も、子育ても、
どちらもちゃんとやりたいと思っていました。
でも実際は、
いつも何かが足りないような気がしていて、
「できていないこと」ばかりが目につく毎日でした。
仕事では、もっと頑張れる気がしているのに、
家に帰ると、思うように子どもと向き合えない。
子どもと過ごしているときは、
仕事のことが頭をよぎって、
どこか落ち着かない。
そんなふうに、
いつもどちらかに気持ちが残ったまま、
一日が終わっていく感覚がありました。
仕事のことを考えながら、家に帰っていた
仕事が終わっても、
気持ちがすぐに切り替わるわけではありませんでした。
電車の中や、帰り道、
さっきまでのやり取りや、
明日の予定が頭の中をぐるぐる回っていて、
家に着く頃には、もう少し疲れている。
「今日はあれをやらなきゃ」
「さっきの対応、あれでよかったかな」
そんなことを考えながら、
玄関のドアを開ける日が多かった気がします。
家に帰れば、
子どもが話しかけてくれる。
でも、その声を聞きながらも、
心のどこかで仕事の続きをしているような感覚がありました。
体は家にあっても、
気持ちはまだ職場に置いてきている。
そんな状態で過ごす夕方が、
いつの間にか当たり前になっていました。
子どもと向き合えていない気がしていた
子どもと同じ空間にいるのに、
ちゃんと向き合えていない気がすることがありました。
話しかけられても、
返事はしているのに、
どこか上の空。
一緒にごはんを食べていても、
頭の中では
明日の仕事のことを考えていたり、
今日できなかったことを振り返っていたり。
子どもは目の前にいるのに、
気持ちは別のところにあって、
そんな自分にあとから気づく。
「今しかない時間なのに」
「もっとちゃんと関わらなきゃ」
そう思えば思うほど、
できていない自分ばかりが気になってしまいました。
忙しい毎日の中で、
子どもとの時間が、
いつの間にか“こなす時間”のようになっていたことにも、
少し後ろめたさを感じていました。
どちらも大切なのに、どちらにも集中できなかった
仕事も、子育ても、
どちらかを選びたいわけじゃありませんでした。
どちらも大切で、
どちらも手を抜きたくなかった。
でも現実は、
どちらにも十分に向き合えていないような感覚が続いていました。
仕事をしているときは、
家のことが気になって、
子どもと過ごしているときは、
仕事のことが頭をよぎる。
いつも、気持ちが分散していて、
「今ここ」に集中できていない。
その状態が当たり前になると、
少しずつ、自分を責める気持ちが強くなっていきました。
もっとちゃんとできるはずなのに。
他の人は、うまくやっているように見えるのに。
そんなふうに比べては、
中途半端な自分ばかりが目につく。
今振り返ると、
足りなかったのは努力ではなく、
余裕だったのかもしれません。
少し考え方が変わったきっかけ
あるとき、
全部を自分ひとりで抱えようとしていたことに、
ふと気づきました。
仕事も、子育ても、
ちゃんとやろうとすればするほど、
どんどん余裕がなくなっていた気がします。
「頑張らなきゃ」と思う気持ちはあったけれど、
それがそのまま、
自分を追い込む形になっていました。
完璧じゃなくていい。
毎日同じようにできなくてもいい。
そう思えるようになってから、
少しずつ、考え方が変わっていきました。
全部を自分でコントロールしようとしなくても、
仕組みやサービスに頼ることも、
ひとつの選択肢なのかもしれない。
子どものことも、
仕事のことも、
「背負う」から「支えてもらう」へ。
そんなふうに考えられるようになった出来事については、
こちらの記事で書いています。
まとめ|「あいだ」にいる自分を責めなくていい
仕事と子育てのあいだで、
どちらも中途半端に感じてしまう時期は、
きっと誰にでもあるのだと思います。
ちゃんとやりたい気持ちがあるからこそ、
できていない自分に目が向いてしまう。
でも、
迷いながら続けていること自体が、
もう十分頑張っている証なのかもしれません。
完璧じゃなくていい。
毎日同じようにできなくてもいい。
「今は余裕がないだけ」
そう思える日が増えると、
少しずつ、気持ちも楽になっていきました。
もし今、
同じように揺れている方がいたら、
無理に答えを出さなくても大丈夫です。
仕事と子育てのあいだで立ち止まる時間も、
きっと必要な過程のひとつ。
そんなふうに、
自分にやさしくなれる場所として、
このカテゴリを使ってもらえたら嬉しいです。


コメント