なぜこのテーマを書くのか
こんにちは。人材派遣会社でキャリアカウンセラーをしているsocyanpapaです。
派遣スタッフの方とお話ししていると、「私に合った働き方って何だろう?」「これから先、どうすればいいか分からない…」という声をよく耳にします。
特に、育児や介護、体調の変化など、人生の転機を経験した女性にとって、「キャリアを考えること」自体がプレッシャーになることもありますよね。
今回は、そんなあなたに向けて、“自分だけのキャリア”を見つけるためのヒントをお届けします。誰かと比べない、あなたらしい働き方を一緒に考えていきましょう。
私自身も「キャリアの迷子」だった時期がありました
実は私自身、営業職からキャリアカウンセラーに転職した時、大きな不安がありました。「もう年齢的に新しい挑戦は遅いかも」「この仕事が本当に自分に合っているのかな」と、何度も悩みました。
でも、「誰かの役に立ちたい」という軸を大切にして進んだことで、今のやりがいを感じられるようになったのです。
キャリアに正解はありません。
“これまでの自分”と“これからの自分”を見つめ直すことが、キャリアの第一歩になります。
「自分だけのキャリアが分からない…」というあなたの悩み
カウンセリングでよく聞く声をご紹介します:
- 「目指すものがない。自分に何ができるか分からない」
- 「周りは資格やスキルがあるのに、私は何もない気がする」
- 「子育てが落ち着いたけど、もう遅いかも…」
これらはすべて、“キャリアをちゃんと考えたい”という想いの裏返し。
でも、他人と比べる必要はまったくありません。
自分だけのキャリアを見つける5つのヒント
1. 経験を「棚卸し」してみよう
派遣、パート、育児、介護…どんな経験も立派なキャリアです。
紙に書き出してみると、自分が大事にしてきたことが見えてきます。
- どんな仕事がやりがいがあった?
- どんな環境だと自分らしく働けた?
- 失敗から学んだことは?
2. 小さな「好き」や「得意」を見つける
キャリアのヒントは、日常に隠れています。
「人の話を聞くのが得意」「整理整頓が好き」など、あなたの強みはきっとあるはず。
3. 理想の働き方をイメージしてみる
「毎日定時で帰れる」「人と関わる仕事がしたい」など、条件面から考えてもOK。
今の生活と無理なく両立できる働き方を、少しずつ描いてみましょう。
4. 一歩を踏み出す環境に身を置く
派遣の職場やカウンセリング面談など、“少し先を見られる場所”に身を置くことで視野が広がります。
安心して相談できる人を見つけることも大切です。
5. 比べず、焦らず、あなたのペースで
SNSや周囲の声に流されず、自分の人生に集中しましょう。
キャリアはマラソンです。急ぐ必要はありません。
あなたの歩みが“キャリア”です
どんな経験も、あなたらしいキャリアの一部。
無理に「何者か」になろうとしなくて大丈夫です。
まずは、自分のこれまでを丁寧に見つめ、そこから「これから」を考えていきましょう。
あなたに問いかけたいこと
あなたが「大切にしたいこと」は何ですか?
その答えこそが、あなたらしいキャリアの第一歩になるはずです。
迷ったときは、私たちキャリアカウンセラーがそっと背中を押します。
一緒に、あなたの“これから”を見つけていきましょうね。

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